ページの組みたては?面付けは?書店への配本は?
●全体の構成
ほかの書籍を参考にしていただければお分かりのように、本扉―目次―中扉―本文(―中扉―本文)―奥付といった構成が一般的です。
本扉から最初の中扉の間に目次のほか、序文や献辞を入れたり、また奥付の前にあとがきや参考文献、謝辞など入れることもあります。
●ノンブルの付け方
縦組みの場合には右綴じ製本をしますので、左ページからノンブルの「1」が始まります(奇数ページは必ず左側)。
1ページ目をどこから始めるかは、本によってまちまちです。
通常、本文直前の中扉から始めるのが多いようです。
中扉は左ページ、その裏は白、本文はやはり左ページから始めるのが一般的です。
ノンブルの付け方ですが、中扉や扉裏の白ページにも「隠しノンブル」というのを付けます。
隠しノンブルのページには実際にノンブルを付けるわけではなく、ノンブルがあると想定して、次の本文までノンブルを飛ばします。
例:P26―扉 P27―扉裏 P28―P29 ※青字の部分が隠しノンブル
●隠しノンブルの飛ばし方
例えば、54ページ(右ページ)で前章の本文が終わったら、次の左ページが中扉、その裏が白ですから2ページ飛んで、次の本文は57ページ(左ページ)から始まります。
53ページ(左)で前章が終わったら、次ページ(右・偶数ページ)は白にします。あとは扉と扉裏の白ページをはさんで本文は57ページ(左)からとなります。(都合3ページ飛びます)
扉が不要ならば、次の右ページから文章を始めても構いません。
扉裏に文章を入れても構いませんが、体裁のいいものではないので、普通は入れません。
●写真ページをアート紙にしたい場合
写真ページを本文紙とは別の紙(アート紙等)で印刷して、本文中に差し込むようにすると、印刷代や製本代が嵩んで思わぬ出費になります。
それでも本文とは別の紙で印刷したい場合は、本の始めの方にまとめてしまいましょう。
いくらかでも製本代が節約できることがあります。
印刷は通常、大きな紙に片面に8ページ、両面で16ページを一緒に刷ります。
この大きな紙を本の大きさまで折りたたんだ時に、ページが順番になるように各ページを並べることを「面付け」といいます。
下の図は、右綴じの場合の1折り目の面付け(地合わせ)を示しています。
ちなみに、左綴じは天合わせになります。
●面付けを考えてページを作る
本文紙と同一の紙で印刷する連続したページ(扉や目次など本文以外も含めて)の全てを、16で割って余りの出ないページ数が一番効率の良いページの作り方です。
別掲の価格表も16で割りきれるページ数で表示しています。
以上のようなことに注意しながら原稿を作成すれば、後工程の作業がスムーズに運び、結果的に満足のいく本ができるでしょう。
なお、本の各部の名称は「図解DTP用語辞典」を参照してください。
弊社では書店流通に対して下記の「自費出版ガイド」と同様の見解をもって慎重な態度を取ってきました。
しかし最近、この件に関する問い合わせが目立ってきたこともあり、筆者の方はやはり書店に流通させたいという希望を多くお持ちのことが解りました。
そこで弊社がお手伝いできることを「自費出版 委託販売の手引き」にまとめましたので、ご覧ください。
「自費出版ガイド」より抜粋
「自費出版はどうやっても儲からない」
『出版の仕方にもよりますが、自費出版にはかなりの費用(数十万~数百万円)がかかります。そして、殆どの場合、本の売り上げだけではその費用を補填することは出来ません。
例えば、書店販売したとしても、印税は多くてせいぜい10%ぐらいです。元をとろうとすると、数万部は売る必要がありますが、出版社が企画して作る通常のビジネス書籍でさえ、1万部も売れるのは全体の数%以内です。ましてやアマチュアであるあなたが自費出版した書籍が大売れすることは、まずありません。
もし、お金目当て・デビュー目当てで自分の作品を出版したいという考えであれば、自費出版はやめて、新人賞に応募し続ける方が賢明です。』
「よくある質問」その他の項目
○アート紙とコート紙の違いが分かりません
○ダブルトーンと2色分解の違いは?
○トゥルータイプフォントはなぜジャギーが出ないのですか?
○マークや図をきれいにトレースしたいのですが…
○きれいな数式はできますか?
○文字変換に便利なツールはありませんか?
SEDの仕事 SEDの正体 SED240の使い方 スクリプトの作り方
○自分の書いた原稿は本になったら何ページくらいになるの?
書籍の寸法 1ページ当りの文字数 ページ数の出し方
○自分でデータを作る時に注意することは?
写真データ イラスト・図のデータ 解像度 デジタルカメラ 印刷物の原稿 大容量データの送信
○写真や図版原稿の指定の方法は?
トリミング指定 写真の加工 スキャナー料金
○手書き原稿の校正・校正回数・プリントアウトを印刷に使えるか
手書き原稿 校正回数 プリントアウトの印刷
○文字原稿は入力してデータにするのが一番
パソコン入力 ワープロ入力
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